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ジェイソンとキンニクの事件簿Ⅱ

注文の多いキンニクの店

 ある学校に、すっかり骨だらけの模型が一人いました。
 そいつはこう話していました。
「って何ですかこの出だしっ!! すっかり骨だらけって酷いですね! しかも『そいつ』言うなっ!」
 まぁ、そいつはそんなこんなで理科Ⅱ教室に来ました。
「そんなこんなって何があったんですかっ!? しかも何このナレーション! 誰がやってんのっ!? いいですよ、もう僕が一人称形式でやりますからっ!!」
 まぁ、そんなことは言うな、ジャッキー。
「僕はジ●ッキー・チェンか!? --あっ! お前もしやキンニクだな! そう間違えるのはキンニクしかいないですもん!」
 ……うおっと、ジャッキーじゃなかった、ジェイソン。
「訂正すんの遅っ! もう訂正の意味ないですよっ!!」
 ちっ…バレちまったか……
「『バレちまったか……』じゃないですよ!! バカですかっ!?」
 バカ言うな! キンニク様と呼べっ!
「なんで『様』なんか付けっ……アレ? ふう〜ん。そうなんですか。そうだったんですか〜。ふう〜〜〜〜〜ん」
 なっ、何だよっ! 教えろよ!!
「『キンニク様と呼べっ!』と言った時点で、アンタは自分がキンニクって名前だと認めましたよね。ふう〜ん、そうだったんだ〜」
 ごっ、誤解だよチェーン!
「どっから来たんですかその単語(ワード)! あっ、まさかさっきの『ジ●ッキー・チェン』からかっ!?」
 んまぁとにかく俺の店に来い、鎖。
「チェーンを日本語にしなくてもいいですよっ! ってか『俺の店』って何処?」
 ま、俺に付いてこい!
「……というかお前今何処にいるんですかっ!! いつまでもナレーションぶってんじゃねーよっ! うぜーんだよっ!」
 しゅたっ。
「っと、待たせたなジェイソン」
「ってアンタ何処から出てきたんですかっ!? しかもやっぱ僕の名前知ってんじゃないですかっ!!」
「フッ。決まった」
「ちっとも決まってませんよ!」
 キンニクが何処からともなく現れた。……ってアレ、一人称に戻ってる! わ--いvv 「とにかく付いてくるんだ」
「えー。ダルイですよ」
「そう言うなよー」
 そう言って僕の首根っこをぐいっと掴み、何処かへ引きずっていくキンニク。
「わっ、放せ〜っ!!」
 僕は必死に抵抗した。
 でも、僕とキンニクの力は雲泥の差。力ずくで止めるのはムリだ。
 そう考えた僕は、抵抗するのを止めた。
「……ったく、仕方ないですね……あーもう、お前の店だろうとアンタの店だろうと、何処へでも連れて行きなさい」
「ジャッキー、『お前の店』と『アンタの店』は同じものだぞ」
「ジャッキーじゃねーってさっき言っただろーがっ! てか、行くんならさっさと行って下さいよっ! 時間もったいないですよ!」
「それじゃあ俺の店にレッツ・ゴー!」
「……今日、エラくテンション高いですね、お前……」
 僕はそのままズルズル引きずられていった。

「……ってアンタ、ここ理科Ⅲ教室じゃないですかっ!!」
「違う、『キンニクの店』だ」
 僕が強制連行されていった先は、理科Ⅲ教室だった。でも、一つだけいつもと違うところがある。それは、教室のドアにダンボールが貼ってあり、そこに『キンニクの店』と書いてあるところだ。
「……ってかドアにこんなモノ貼っちゃいけないでしょ! 先生にバレたらどーすんですか」
「だって今日日曜日なんだも〜ん♪」
「お前な……」
「まぁ、とにかく入れ!」
 キンニクはドアを開けて僕の背後に回り、僕の背中を押した。
「ちょっ……何するんですかっ! アンタ中に入んないのっ!?」
「俺が入ったら、誰がナレーションするんだ?」
「しなくていいっつってんでしょうが!! ちょっ、お前も入れよ! 友達だろーがっ!! この前の貸しもあるだろーが--っ!!」
 わめく僕を無理矢理ドアの向こうに押し込み、
「バーイバーイ♪」
 と言ってパタンとドアを閉めた。
「ちょっ!」
 僕は慌ててドアを開けようと試みる。
 が。
「くっ……開かない! アイツ、カギ閉めやがったな!」
 ドアにはカギがかかっていた。
「…ったく……しかたない、奥に進むしかないか……って、ん?」
 目の前に黒い幕があって、それに、これまたダンボールで
 『靴を脱いでお上がり下さい』
 と書いたモノが貼り付けてありました。
「靴なんてはいてませんよ、僕。……ってかオイ、キンニク! また変なナレーション付けてんじゃないですよ! ハッキリ言って敬語なんてアンタに合ってませんよ!」
 彼は仕方なく靴を脱ぎました。
「オイっ! 勝手に話を進めてんじゃないですよっ! ってか僕靴なんてはいてないってさっき言ったでしょっ!!」
 そして、彼は幕を開いてもっと奥に進みました。
「……もういいや。勝手にしろ」
 するとまた目の前に幕があって、今度は
 『銃などをここに置いて下さい』
 と書いたダンボールが貼ってありました。
「ってそんなブッソーなモノ持ってませんよっ!! どこまで『注文の多い料●店』に忠実なんですかっ!」
 オイお前、ネタバレ早ぇよ! 『バラすのはもっと後にしようぜ!』って約束したようなしてないような……
「ってどっちだよ! というかそんな約束した覚えないですよっ! しかもサブタイトル『注文の多いキンニクの店』でもうすでにネタバレしちゃってんじゃないですかっ!!」
ということで、ここからは作戦Bでお送りいたします。
「何だァァァこの『ここからはご覧スポンサーでお送りいたします』的な文章は--っ!! ……ってか『作戦B』って何ですか?」
『注文の多い料○店』の内容に沿ってない注文をしていくという作戦です。
「……ってか前回の『僕は人体骨格模型である』もほとんど『吾輩は猫で●る』の内容に沿ってなかったですよね……冒頭部分しか沿ってなかったですよ」
 彼は更に奥に進みました。
「ってまた無視ですかっ! ……たく、仕方ないですね。判りましたよ、進めばいいんでしょ!?」
 するとまたまた目の前に幕があって、
 『鎖骨を取り外し、ここに置いて下さい』
 と書かれたダンボールが貼り付けてありました。
「……って何で鎖骨なんかをここに置かなきゃなんないんですかっ! あっ! さては順を追って全ての骨を取り外していくつもりですねっ!?」
 ガガガ---ッ、ピィ---。
「? 何ですかこの雑音。キンニクのナレーション……ではないですよね」
 えー、こちら人体模型キンニクバージョンです。どーぞ。
「オイっ!! 無線かよっ! するとさっきの音は無線の音かっ!! ……ってアレ、僕何だか洗脳されちゃってるぅ〜っ!! どーぞ」
 これからは『作戦C』に移行します。どーぞ。
「また新しい作戦ですかっ!! しかも『作戦C』って何? どーぞ」
『注文の多い料●店』にも『作戦B』にも沿ってない注文をしていくという作戦です。どーぞ。
「まぁ、もう今さら何でもいいんですけど……」
 彼はもっともっと奥に進みました。どーぞ。
「っていつまで無線ごっこ繰り広げてるんですかっ!? どーぞ」
 すると今度はいくつもの幕があり、
 『お好きな幕を選んで奥に進んでください』
 とダンボールに書いてありました。どーぞ。
「もういいです、無線ごっこにも『キンニクの店』にも最後まで付き合ってあげますよっ! どーぞ」
 彼は幕を『神様の言う通り』で決めることにしました。どーぞ。
「エラく適当だな、その選び方! --ど、れ、に、し、よ、う、か、な、て、ん、の、か、み、さ、ま、の、い、う、と、お、りっ!! よしっ、右から二番目っ…」
 彼は左から三番目の幕にすることにしました。どーぞ。
「って僕が決めたヤツと違うじゃないですかっ! どーぞ」
 彼はその幕の中に入りました。どーぞ。
「……ったく、仕方ないですねぇ。どーぞ」
 すると、またまたまた
 『このチェーンソーを使って、目の前の壁を破壊してください』
 と、今度は壁に直接書いてありました銅像。
「えええええっ!? 語尾が『どーぞ』から『銅像』になってますよっ!! ……ってそれよりもチェーンソーで壁を破壊しろってそんな無茶なこと言わないで下さいよっ!! 僕骨しかないんですよ!? どーぞ」
 彼はチェーンソーを手にしました西郷隆盛の銅像。
「何かもう語尾が違うモノになってますよ! どーぞ」
 さっさと持てやこの骨が!!
「うわっ、この模型(ヒト)急に口調変わっちゃったよ!! しかも語尾に『どーぞ』的なものを付けるの忘れちゃってるしっ!! それに何か改めて『骨』って言われるとムカツクんですけどっ!! どーぞ」
 頼むから持ってくれよ〜、ジェイソン。……どーしてもぞーさんが見てぇ〜っ!!
「オイッ! さっきの語尾ってものすごく出来の悪い親父ギャグみたいでしたよっ!! ……ま、そう頼まれたらチェーンソー持ってやらないこともないですけど。どーぞ」
 彼はチェーンソーのスイッチを入れ、壁を破壊し始めました。『どーして母さんの鼻は長いの?』と子供のぞーは言いました。
「ちょっとそれ童謡『ぞうさん』のパクリじゃないですか!!」
 ぷちん。
 ウイィィィ------ン……
「ハイ、スイッチ入れましたよ、どーぞ!」
 彼は壁をななめに切りました、どぞ。
 ウィィィィィィィ-------ン………
「はい! 切りましたよ! どーぞ」
 彼は壁を蹴り倒しました、どんぞ。
 バタン!!
「はい、蹴り倒しましたよ! どーぞ」
 彼が奥に進むと、これまたダンボールに
 『このお面を被(かぶ)り、ドアを開いて下さい。P.S.チェーンソーは持ったままでお願いします』
 と書いてありました。
「キンニク、これ、お面じゃなくてホッケーマスクですよ……どーぞ」
 気にすんな、『おお稲造(いなぞう)、どーしてあなたは新渡戸稲造(にとべいなぞう)なの〜?』。
「『ロ●オとジュリエット』かよ! しかも何でロ●オが新渡戸稲造になってんのォっ!? どーぞ」
 はやくお面をお付けなさいませ、ご主人様vv
「えええええっ!? メイドカフェのメイドさんっ!? つーか僕そんな趣味じゃないですよっ!! てかお前がそんな台詞(セリフ)言ったらキモイ以外の何物でもないですよっ!! どーぞ」
 ツッコミはいいからよ、はやくお面を付けてくれよ、どーぞ。
「……判りましたよ。付けりゃいいんでしょ、付けりゃ!」
 彼はドアを開け、更に奥に進みました。
 すると今度は、またダンボールに
 『この文章の下にある黒い丸を見つめてください』
 と書いてありました、『どーしましょう、肖像画(しょうぞうが)が盗まれてしまいましたわ!』。
「……ねぇ、キンニク。どーぞ」
 何だ、ジェイソン。どうぞう。
「これって、『十三日の金●日』に出てくる、僕と同名でホッケーマスク被ってる殺人鬼のあの人の恰好ですよね。どーぞ」
 アレ? ばれちまった? 『どーしても草履を履かなくちゃダメ?』
「ってかなりあっさり答え言ったなオイっ!! ってかやっぱ例のあの人の恰っ……」
 ……なぁ、ジェイソン。
「……は?」
 パシャッ
「……え? 『パシャッ』?」
 やーいやーい、ひっかかったひっかかった♪
「えっ……なっ…!?」
 ジャッキー、左を見てみろ。どーぞ。 「ジャッキーじゃねーっつって……ん?」
 僕がキンニクのナレーションに従って左を見ると、そこにはドアらしきものが……って、アレ? ナレーションがキンニクのものから僕の一人称になってる! わーい♪
「おーい、ジェイミー」
 ドアの外から、ほけーっとした声が聞こえてきた。
「キっ、キンニク!!」
「お疲れ様〜♪ さっさと出でこいよ〜♪」
 僕は、キンニクの言葉に従ってドアをがらりと開け、外へ出た。
 見ると、キンニクは色々な機械をいじり、無線を手にしていた。
「何ですか、この機械は…」
「え? これでお前の行動を監視してたんだよ」
「かっ、監視カメラなんてものを取り付けてたんですかっ!?」
「そうだよ〜ん♪」
「…お前な……」
 僕は呆れて言葉も出なかった。
「で、さっきの黒い丸は何だったんですか?」
「あ? アレはアレだよ、監視カメラとかじゃない、普通のカメラだよ」
「はぁ!? じゃあさっきの『パシャッ』っていう音って…まさか、撮影音?」
「そうだよ〜ん」
「…遊園地のアトラクション体験中に勝手に撮ってくれる撮影サービスじゃないんですからっ…!」
「ちなみにその写真がコレ」
 キンニクが見せたのは、紛れもない、僕がキンニクに言われるままチェーンソーとホッケーマスクを装着し、キンニクが『なぁ、ジェイソン』と話しかけてきて、『は?』と間の抜けた返事をした、その瞬間(……って、長っ!!)の写真であった。
「あああああっ!! 返せーっ!!」
「いやだよ〜ん♪」
 キンニクがひょいっと写真を上に上げた。 「ハッハッハ〜♪ これを全(ぜん)模型(いん)にばらまっこっかな〜♪」
「やっ、やめろ---っ!!」
「みんな、どんなリアクションすっかな〜」
「うわああああっ!! やめろっ!!」
「ホーラホーラ、取れるもんなら取ってみろ〜♪」
「返せよ!! そんなんお前が持ってたらまたロクでもないことに使いそうですもんっ!!」
 僕はキンニクの腕をガクガクとゆすった。
「あっ、ちょっ、やめろ!!」
「やめるのはお前の方です!!」
 ぴらっ。
「あっ!!」
 キンニクが誤って写真から手を離してしまった。
 写真はひらりと宙を舞って、近くの開いた窓から外に出てしまった。
「あ---っ!!」
 僕たちは窓から身を乗り出し、急いで写真の行方を目で追った。
 写真は、ゆっくりと舞いながら地面に落ちてゆく。
 やがて、それは一つの人影の手中に収まった。
「あら? 何かしら、これ」
「あああっ!! そこの人、その写真は僕のなんで返して下さい! 今からそこに行くんで待ってて!! …ってこの声、どっかで聞いたような…」
 その人影は、僕が呼びかけても写真をじっと見つめたまま動かなかった。
 そして、ガクガクと震えだした。
「ジェッ…ジェイソン……あなた、こ、こんな趣味だったのねっ!! 見損なったわ!!」
「ってその声……内臓サン!?」
「ジェイソンがこんなコスプレする模型(ひと)だったなんて知らなかった!! うわあああん!!」
 内臓サンはそんなことを叫んで、だっと走り出した。
「ちょっ、内臓サン! 誤解ですよっ!! それはキンニクにさせられたのであって、僕が自らやったんじゃ……」
「うわあああんっ!!」
 内臓サンは泣き叫んで、走るスピードを速めた。
「な、内臓サーンっ!! 待って!! それ誤解だから! って、模型(ヒト)の話聞いてる!? 内臓サ----ンっ!!」
 ……僕の叫び声は、日曜日の学校にむなしく響き渡ったのであった……

あとがき

 ジェイソンは、全てを可能にした小説である。
 皆さんこんにちは。毎度伝統高き(?)この文芸部の部誌をこの騒がしい小説でぶち壊して…ゴホン、にぎわせております朝霧朱音です。
 えーと、あとがき冒頭にあるナゾの名言(じゃねーだろ、コレ)は、私が夏休みの文芸部の合宿の際、パソコンいじりまくってたときに、何の前触れもなく発言したものであります。ちなみにこれを隣で聞いてた某友人Hさん(仮名)は「……は?」
と訊き返したものでした(あたりめーだろ)。
 えーっと、この発言の根拠を述べますとね、ジェイソンってギャグでファンタジーで理科モノじゃないですか。それに一応舞台が学校なので学園モノでもあるじゃないですか。そして推理も一応するんで推理モノであるかも知れないじゃないですか(何か弱気だな…)。そして、『学校の怪談』っぽいので(どこが? せいぜい『学校の快談』程度だろ)ホラーでもあるじゃないですか。それに時々下ネタ(例:痔永無済(ジエイムズ))も入る事だってあるじゃないですか。
 ということで、たくさんの要素が詰まっているから『全てを可能にした小説』なんです。
 まぁ、完全に全てを可能にしたとは言いがたいんですけど…(例えば歴史モノじゃないとかね)
 まぁ、いいんです! 何たって私、あのとき『Y●HOO! JAPAN』の何百件もある検索結果を一から見ている最中で、頭がこんがらがって何が何だか判んない状態だったんですから!(泣)
 さて、今回が私の中学校生活最後の部誌になります。
 でも、(おそらく)高校になってもジェイソン書いて高校の方の部誌に載せると思うんで、もし興味がある方は、記念祭で高校の部誌を買うか、もしくは高校文芸部に入る(これは現三年生じゃないとできないことですが)かして下さい(とひそかに勧誘)。
 まぁ、文芸部員なら、文芸部の倉庫…じゃなくて部室に勝手に侵入…ゴホン、入らせてもらって、パクッ…じゃあなくて貰ってくることも可能ですけどね(←不法じゃん)。
 じゃぁまぁそういうことで、最近あとがきの語尾()(ごびかっこ)の中身がジェイソン(のツッコミ)化している朝霧でしたー(長いよ…)

★あとがき2★

 ……すみません。部誌用のあとがきがあまりにも面白そうだったんで、まぁ結局発行されてないみたいだし、いっか〜♪ って思ってほとんどそのまま載せちゃいました。やたらめったら「文芸部」だの何だのこのサイトには全く関係ないワードが出てきてるのはそのせいです。でも本当はジェイソンとキンニクのイラストが載ってたんですが……その原本はどこへやら;見つかり次第up……できたらいいな(オイ!!)
 書いてある文章を見るかぎり、多分コレ中学文芸部最後の部誌だったんだろーな……(遠い目)というと一年くらい前の話ですよ。すごいな私。このころまだこんなにギャグセンスが溢れて……(笑)だって今は絞っても絞っても枯渇状態ですよ。自分だけの力でギャグネタが出てこない……(涙)
 ちなみにこの作品はつまるところ番外編です。どうせ文化祭で出品するやつじゃないし、あんまり新展開とか新キャラとか出してもねぇ……という気分だったので。でも何故番外編という括りで掲載してないんだろう……(謎)
 まぁまぁ、次のヤツは豪華3部立て、あの不朽の名作「走れメ●ス」をある程度内容までパクったという問題作(どこが!)の「走れジェイソン」です。読むのに相当根気がいると思いますが、どうぞ頑張ってください(笑)部誌ではどうしても出せなかった新シーン(下ネタっぽい)ももれなく掲載!!既読者も未読者も多分楽しめますので乞うご期待!!
 ……って、誰がupするの。え、やっぱ私?

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