暁の啓明 宵の長庚

呂祖&鍾祖誕2014

2014年5月12日、13日はそれぞれ農暦四月十四、十五でした。この数字にピンとくる方もいるはず。そう、呂洞賓と鍾離権の誕生日です。
昨年は大人の事情で洞賓だけしか祝ってやれなかったのですが(訳:鍾離さんの誕生日が翌日だってこと忘れてた)、今年はちゃんとお二人とも描けました。
ひとりずつ描けばよかったものを、あれやこれやしてたら知らないうちに八仙が集合してましたよっていう。結果、彩色する時間がなくなってこのザマさ。ふっ。……気が向いたら塗るかも。
実際は対になる絵として左右に分けて1日ずつ投稿してまして、実はこれつながるんですよ、って感じにしてました。うpする方も保存する方も面倒だと思うのでここではつなげちゃってますが。対になる絵とか左右対称な絵っていいよね。
呂洞賓の剣の向きがこれと反対なことが多いですよね、とご指摘を受けまして、やっぱりそうだよね? と思って改めてちょろっと探してみたのですが、どっち向きもあるにはあるっぽいです。明清代の絵でも時々右向きになってることがあるみたい。ただ比率としては左の方が多いかな……というのが個人的感想。彼が左利きなのか、はたまた元は双剣だったのが白牡丹との一件で黄龍禅師に叱られて剣向けたら逆に雄剣取られちゃったテヘペロ☆な故事のせいなのか……わかりません。要検証です。
ま、とりあえずこの絵に関しては左右対称にしたかったので、右刺しでおkということで。……え、鍾離さんの芭蕉扇を反対向きにすればよかったじゃないかって?

2014.05.12 & 13(甲午年四月十四・十五)