暁の啓明 宵の長庚

八仙絵ログ4

えんぴつらくがきまとめ。バレンタインとか何仙姑過去編らくがきとか
2014.11.28~2015.02.14

ちびキャラな呂洞賓と何仙姑。気さくで馴れ馴れしい洞賓と嫌がる何仙姑の対比的な。寝る前のちょっとしたらくがき。

2014.11.18

懲りもせずバレンタインネタ。爆発しろとか言っておきながらちゃっかりチョコはもらってた(お供え的な意味で)、けど知らないうちに仲間に食われてるっていう。

2015.02.14

<何仙姑過去編>

何仙姑の紅玉洞修行時代がアツかった時の産物。
広州増城の何仙姑家廟や永州零陵の大仙観などの伝承をもとにした妄想。
創作的には多分パラレル。

意に染まぬ結婚の直前に靴だけ残して姿を消したという増城何仙姑家廟の仙姑井と、何仙姑が修行したという零陵の紅玉洞。
山へ通ううちに麻姑や李鉄拐などの仙人達と仲良くなった何仙姑。道の教えに没頭しだんだんと言動がおかしくなっていく娘を心配した両親は結婚させようとする。結婚はしない、修行がしたいと親に訴えたが、聞き届けられるわけもなく。仕方なく井戸の前に靴を残して行方をくらまし、満を持して修行の日々に突入する――
みたいなネタ思いついたんですけどどうですかね。誰かかいて。

道姑ver. 少し修行してたくましくなった。
一陽ってのは何仙姑の道号……らしいけどどう考えてもマイナー説ですありがとうございます。ググってもちょっとしか出てこないよ。真偽のほどは確認できてないからなんとも。
多分洞賓(純陽)の弟子で女の子(=陰)だから一陽なんだと思ったんだけどどうなんでしょ。ほとんど陰の中に一筋の陽があるみたいな。正陽→純陽→一陽なんだと思うとちょっと胸が熱くなる。是非洞賓と共闘してください。

というわけで共闘してもらった。
唐代説採用だと洞賓の弟子って時系列的に合わないけどパラレルだから無問題。
創作的には何仙姑の呂洞賓弟子説はスルーするつもりだったけど、捨てがたいので麻姑さんも鉄拐さんももうみんな師匠でいいよってなってる。仙人になってからも弟子入りしかえて修行するってのは別にアリだよね。この絵はどっちにしろ仙人になる前設定だからパラレルになるけども。
よく見たら洞賓の剣背負うための紐が鞘描いてないからかおんぶ紐にしか見えない……
一部地域(泰山周辺?)では呂洞賓と白牡丹の息子(もちろんあの一件が原因)の故事があるそうだけど、子育ては牡丹さんに任せっきりで自分は息子が大きくなるまで姿を現さずって感じだしなぁ(こう書くと途端にダメ親父に見える)。

悪気なく茶を勧める何仙姑と困惑する師弟達。
仙姑井って天花井とも呼ばれてるみたいですが、その水で淹れたお茶は甘くて飲めば身体が丈夫になると評判なんだとか。
でも彼女が身を投げたという井戸の水飲むのってどうなんだろう。それでいいのか。

2014.12.02