月別アーカイブ: 2013年3月

たんじょーび

成人式と言ってもまだ誕生日来てないし実感ないよねー、って思ってたのですが、実際誕生日来ても実感湧かないです、ハイ……成人式には出てないけどね。テスト間近なのが悪い。
というわけでお久しぶりです、やっぱりブログ更新サボってた朝霧です。
この春休みはいつもより色々な所に行ったので、書くこといっぱいあったはずなんですけどね。書くのがめんど(ry
絵も描いてたのは描いてたけど、やっぱりデザインが決まらなくて(ry イベントものを今あげるわけにもいかず……
この春休みは萬福寺(中国風のお寺)、清水寺、神戸(中華街+関帝廟)、大阪天王寺(安倍晴明神社+関帝廟)、あと何度か寺町・新京極・四条付近に行きました。以前から行きたいと思っていた所に大方行けて結構満足です(行くのが実現しそうにない所も挙げたらキリないですが)
でも目当てのものがなかったり、うっかり買い忘れたり(おい)しているので、また行きたいです。……どこの作文だよ。
写真もそこそこ撮ってきているのでレポ書けたら書きたいと思います。いつになることやら……
関帝廟は撮影禁止とか書いてあって写真少なめなので、あまり大したことも書けないかもしれませんが。でも神戸関帝廟にちゃっかり呂洞賓も祀ってあってテンション無駄にあがりました。御前で叩頭する時に少々屈辱感が……いえ、こっちの話です。
あと、この間書きましたが『西遊記』も大分読めましたし(まだ読み終わってないというね、早く読めよ)、前から気になってた『八仙全伝』という中国ドラマがCCTV公式サイトにあるのを見つけて、それを観まくったりと(もし気が向いたら紹介文書くかもしれない)、結構充実した春でした。……中国充しかしてない自分……黒執事最新刊とKarafinaのアルバムをアニメイトで購入して特典の色紙とポスカもらったり、サブカル的にもそこそこ充実してるんですけどね。
最近中国ネタしか言ってないので黒執事クラスタの皆様にはすごく申し訳ないです……自分、気分屋すぎるぜ……
ということで、誕生日お祝いしてくださった皆様、ありがとうございました。片手で数えられるくらいしかいらっしゃらないですけd(ry 自分がいかに自分の殻に篭ってるかっていうね……
次回のブログ更新は4月半ばだと思います。それまでにレポ書いたら別ですが、講義開始すぐに実習始まりそうだしなあ……普通に中国ネタなので興味なければスルーしていただいて構いません。忙しくなかったら今年も6/6の悪魔の日イラスト描きたいんですけれどね……(描けよ

西遊記読んでる

気づいたら春休みが終わりかけている……!
特に何をしたでもないので余計ヤバイ。あんなに時間あったのに……
2月に下宿にいた頃は、色々な所へ行ってそれなりに充実してたのですが……実家帰ってからというもの、ひたすら『西遊記』を読んで(それとは関係ないことを)検索しまくってた記憶しかねぇ……ここ数日ちょろっとお絵かきしたけど、オリジナルな上デザインすら模索中な感じですのでサイトにうpできそうなものがない……
『西遊記』は中国四大奇書の一つに数えられ、神魔小説という神仙や妖怪が登場するジャンルでもトップクラスであり、元祖でもある作品なんですよね。多分。
中国の神仙に興味があって、『封神演義』や『東遊記』などの神魔小説を読んでると、やっぱり『西遊記』を知らないと色々と不便だったので、せっかく休みで時間もあるんだし……いつ読むの? 今でしょ!
児童向けの訳本を2回ほど読んで挫折しているので、今回こそ挫折しないよう読みやすく値段も高くない児童書にしようかと思ったのですが、訳本の比較レビューを読んでいるとどうも岩波文庫版か平凡社版の完訳がいいらしいという。平凡社のやつは……まあよく図書館においてある、でかくて分厚いアレだと思うのですが、絶版だし置く所ないし……ということで、岩波文庫版を。完訳で注釈つきだから仕方ないけども、文庫本にしては一冊が少々高いい(そこまで厚いわけでもないのに900円×10冊)。図書館で借りようかと思ったのですが、近くの図書館に置いてないので結局買いました。いいもん、後で資料として役立ちそうだし……
実際読んでみると、完訳ですけどかなり読みやすいです、この訳。そりゃ元の話の問題もあるので、きっと日本人の感覚における面白さとしては翻案モノには負けるでしょうが(西遊記に三国志や水滸伝、封神演義みたいな翻案作品があるのかどうか知らないけど)、岩波訳『失楽園』と比べたら格段に読みやすい(あれすごく読みづらくて挫折しっぱなし)。世の中の評価どおりなかなかの良訳。
以下、読んで思ったことを適当にちょっとだけ書いてみる。きちんと調べたわけでも、丁寧に読み込んだわけでもないので変なこと書いてるかもしれない。
何となく子供向け、みたいなイメージがあるかもしれないですが、実際は全然そんなことないです。むしろコレそのまんまじゃ子供に見せられないよ(色々な意味で)。
やっぱり長い時間かけて講談やら雑劇やらで培われてきたものをまとめたものだからか、何人もの執筆者の手にかかってきたものだからか、よくできてます。よく考えたら下凡とか数々の試練(ハニトラ含む)とか、神魔小説の典型的なパターンなんだけども、マンネリ感少ないし。たったひとつの単語や詩にも深い意味がこめられていたり、回数にも深い意図があったりして、中々よく考えられているようだし。流石四大奇書に数えられるだけある。時々変な部分あるけど。執筆者が一人じゃないから仕方ない。世の中にはもっと酷いのもあるし(ボソ
中国の神仙に興味があるので、道教モノならいいけど仏教モノだしなぁ……と思ってたのですが(別に仏教が嫌いなわけじゃないが)、表面的には仏教なんだけどそこはかとなく道教なんで、思ったほどでもないです。普通に神仙出てくるし。
孫悟空って思ったよりマトモなんだね……強いし頭もいいし、人気あるのも判る気がする。むしろ猪八戒ェ……って感じだけど、彼も彼で憎めないキャラだし。三蔵法師は本当にこの人高僧?て思うことも多々あるけど(おい)このキャラだからこそみんながついてくるんだろうな。取教メンバーの中では沙悟浄が一番マトモな気がする。思ったより活躍少ないけど、仲裁役でもあるし大事な役回り。
まだ途中なので(確か今第75回くらいだったか)できれば春休み中に読み終わって、この間入手した封神演義抄訳版(日本で一番良質で無難な訳といわれる)にさっさととりかかりたい。面白いんだけど、やっぱり一回がちょっと長いんだよね。元がそういうもんなので仕方ないけど。


今回西遊記完訳版読んで思ったけど、やっぱり最初に読む作品(訳、アレンジ含む)って大事。
せっかくなのでこの勢いで思ってることを書いてみようと思います。脱線して、封神演義の訳についての話になります。何回目だよ。
安能版・WJ版が好きな方がご覧になったら不快に思うかもしれませんのでたたんでおきます。それ以外認めないと思う方はご覧にならないほうが身のためです。決して否定してるわけではないのですが。
もし興味があれば続きからどうぞ。

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